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■これからの時代
今年は3年ぶりに市民文化祭を開催します。久しぶりの活動の成果を発表する機会に、皆さん張り切っているのではないでしょうか。これといった趣味を持たない私にとっては、熱意を持って取り組むものがあるということは、とてもうらやましいことです。
「人生100年時代」と言われる今、「ライフ・シフト」(著者リンダ・グラットンほか)では、これからの生き方を予測しています。
これまでは一般的に、「学び、働き、老後を迎える」という「3ステージ」を誰もが過ごしてきました。しかしこれからは、さまざまな状況が織り交ざった「マルチステージ」へとシフトし、その時代を快適に生きていくためには、知識や健康、さらには家族の絆や友人関係の構築が大切だということです。
加速度的な世界の変化に追いつくことは大変ですが、知識や健康や人との絆は、いつの時代でも大切にされてきたものです。
当たり前のものは今までどおり大切にし、同時に、変化を恐れずにさまざまなことにチャレンジし、これからの時代を生き生きと過ごして行ければと思います。