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■ヒートショックに注意しましょう
ヒートショックは、寒い脱衣所で着替えた後、温かい湯船につかるなどの急激な温度変化によって、血圧が大きく変動することで生じます。
心筋梗塞(しんきんこうそく)や脳(のう)梗塞、脳出血などの病気を引き起こし、命に関わる事態に陥(おちい)ることがあるので、日ごろからヒートショックの予防をしましょう。
◇お風呂での注意点
・脱衣所や浴室をあらかじめ温めておく
・湯船の温度は低めの38~40度に設定する
・いきなり浴槽に入らず、手や足から順にお湯をかけて身体を慣らす
・長湯をせず、30分以内に上がる
・慌てずゆっくりと浴槽から上がる
・食後すぐや、飲酒後の入浴は避ける
◇トイレでの注意点
・暖房器具を置く
・いきみすぎない
特に高齢者や持病がある方がヒートショックを起こしやすいので、本人も家族も危険性を理解し、お風呂場やトイレ、暖房が効かない廊下などのリスクが高い場所には、転倒防止の手すり等を付けるようにしましょう。
また、いつもよりお風呂の時間が長いときは、家族が声をかけましょう。
~「手洗い」・「こまめな換気」・「3密を避ける」の徹底を~
問合せ:保健センター
【電話】552・0061