■水無月(みなづき)
年齢を重ねてきたからでしょうか、ついこの間令和4年の正月を迎えた気がするのに、もう一年の約半分が過ぎて6月。「一寸の光陰、軽(かろ)んずべからず」です。
6月は「水無月」とも言います。梅雨(つゆ)時で水が多いのに「水無」というのを不思議に思い調べてみると、「無(な)」は連体助詞の「な」であるため、「水の月」という意味になるという説がありました。田んぼに水を引く重要な時期で、豊作を願う人々の思いがこの呼び名に表れているのだと感じました。
雨は多くの恵みをもたらすものですが、雨が多くなると、多摩川の被害が懸念されるようにもなります。令和元年には「避難指示」を発令し、多くの方々が避難する状況になりました。
コロナ禍においては、避難所での感染防止も課題となりますが、市では市民の皆さんが安心して避難できるよう対策を重ねてきています。
皆さんも、日ごろからの備えとともに、災害時には避難情報等を収集し、早めに対応できるよう心掛けて欲しいと思います。
被害を最小限にできるよう、それぞれができることをしっかりと行っていきましょう。