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■七夕に託す幸せへの願い
広報ふっさが第1100号を迎え、福生七夕まつりへの想いを込めた表紙となりました。
昭和26年にスタートした七夕まつりは、私が子どものころは7月に開催されており、実家のそば屋で、2か月も前から、竹飾りの花折りを手伝わされていたことを思い出します。
当時はミス福生やミス東京のパレードがあり、今よりも狭い道路に色とりどりの竹飾りがあふれ、見物に訪れた人の波でごった返し、本当に賑やかでした。
商業振興を目的に商店街を主体として始まった七夕まつりはその後、市民も担い手として参加する市全体のまつりとなり、開催時期も雨の多い7月から8月になるなど、さまざまに形を変えてきました。しかし、根底にある「七夕まつりを通じて福生のまちに賑わいを。」という想いは変わりません。
長きにわたり制作に携わってきた皆さんの想いがこもった飾りを、ぜひ多くの方にご覧いただきたいと思います。
来年こそは七夕まつりが開催できるように、私も心から願っています。