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薬剤師会だより

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東京都福生市

■薬局・ドラッグストアの活用について
今回は薬局・ドラッグストア(以下、DgS)の活用についてお話をさせていただきます。
今や薬局は全国に6万件以上あり、DgSは2万件以上あるとされています。国民皆保険制度をとっている日本では「フリーアクセス」と言われ、どの薬局に行くか自由に選ぶことができます。DgSにおいてもさまざまなお店がある中、何かしらの理由で選んで行かれていることと思います。では薬局・DgSを選ばれている理由はなんでしょうか。(1)近い(2)対応が良い(3)DgS併設で便利(4)安いなどさまざまかと思います。
さて、話を戻しますと薬局は現在区分として、「健康サポート薬局(相談できる薬局・健康情報を発信する薬局等)」・「地域連携薬局(在宅や地域の医療機関と密に連絡をとっている薬局)」・「専門医療機関連携薬局(がん治療等の専門病院と密に連携をとる薬局)」などがあります。そのどれにも共通することは「かかりつけ薬局・薬剤師」を持つように推奨されていることです。つまり、「信頼できる場所・人を見つけ、相談しながら、より良い生活を目指して、自己の健康管理のお手伝いをしてもらう。」と言ってもいいかもしれません。
「近い。安い。待たない。」などといった薬局・DgSの選び方も一つですが、ぜひ、自身で大切にしたいと思うことを今一度考え、そのうえで薬局・DgSからの情報を受け止め、お店を選び、結果今よりも良い生活につなげられる。そんな自分だけの薬局・DgSを選んでいただければと思います。
ECサイト(インターネット上で商品を販売するサイト)もあり、ほとんどの商品はインターネットで買える便利な世の中になりました。ですが、利便性以上に元気なからだ作りのための運動習慣や食習慣、何かあった時に相談できる場所が頭に浮かぶことはもっと大切だと思います。その選択肢に、ぜひ信頼して相談ができる薬局・DgSを持っていただけると嬉しいです。

文責:熊田薬剤師

       

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