令和7年の年頭にあたり、謹んで新春のお慶びを申し上げます。
激しく時代が変化する現在、持続可能なまちづくりを進めていくためには、積極的な姿勢で臆することなく変革に取り組んでいくことが求められていると感じております。物価高騰や防災などの課題が山積する中、これまでの取り組みを未来につなげ、福生市を発展・改革・継続させていくことが必要です。
市では、返礼品付きふるさと納税や観光分野の強化などの地域経済の活性化に資する事業に新たに取り組むことで、今あるまちの魅力のさらなる発信と新たなまちの魅力の発掘を図ります。また、利便性の向上に向けて、東福生駅および熊川駅や松林会館のエレベーター設置等バリアフリー化を進めるほか、生徒の多様なニーズに応じた学びの場の創出のため、不登校特例校分教室7組を学びの多様化学校として分校化する取り組みを推進して参ります。
また、これまで「子育てするなら ふっさ」、「こどもまんなか ふっさ」をスローガンに掲げ、保育の質の向上に努めて参りましたが、保育士確保のための東京都住宅供給公社との協定や、学童保育と放課後子供教室を同一校内で行う「校内交流型」の推進など、さらに施策を充実させ、その結果、「共働き子育てしやすい街ランキング2024」(日本経済新聞社ほか)で全国トップ3入りを果たすことができました。
次代を担う子どもたちが健やかに育ち、全ての市民に「住んでよかった」と思っていただけるよう、子どもたちはもちろん、さまざまな人が意見を出し合い、福生が一つになって魅力あるまちをつくっていくことができるよう、御理解と御協力をお願いいたします。
結びに、皆様の御健康と御多幸を心からお祈りし、年頭の挨拶といたします。
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