■令和7年度「オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン」標語
「知らせよう あなたが あの子の声になる」
◆「しつけ」のつもりが虐待になっていませんか?
しつけとは、子どもの人格や才能等を伸ばしながら、自立した社会生活を送れるようサポートしていくことです。暴力などで従わせず、どうすればよいのか言葉や見本を示すなど、本人が理解できる方法で伝えましょう。子どもへの体罰は法律で禁止されています。
否定的な感情が生じたときは、子どものどんな言動が原因なのか自分自身の体調や忙しさが関係しているのか振り返り、時には休むことも大切です。
◆地域の支え、見守りを
児童虐待に関する相談件数は年々増えています。虐待は、子どもの心身に大変深刻な影響を及ぼします。
なかには自分で助けを求めることができない子もいます。
保護者はそれに加え、子育ての悩みや経済的な問題など、さまざまなストレスや葛藤(かっとう)で苦しみ、助けを求められずにいる場合があります。
虐待を防ぐには、家族、近隣など地域で支え、見守っていくことが必要です。
◆気付いてください「虐待のサイン」
◇子どもの様子
・不自然なあざや傷がある
・衣服や身体がいつも汚れている
・表情が乏(とぼ)しく笑顔が少ない
・おびえて家に帰りたがらない など
◇親の様子
・地域の中で孤立している
・子どものけがや病気を医者に見せようとしない
・小さな子どもを置いたままでたびたび外出している など
◆通告は支援の始まりです
「虐待かも?」と思ったらすぐに通告してください。
法律では児童虐待を受けたと思われる児童を発見した者は通告する義務があり、それが虐待でなかった場合でも責任は問われません。連絡は匿名(とくめい)でも可能です。通告者や連絡内容に関する秘密は守られます。
◆子どもに関する相談窓口
◇福生市こども家庭センター
日時:月~土曜日 午前8時30分~午後5時15分
※祝日、年末年始を除く。水曜日は午後8時まで、土曜日は正午~午後1時を除く。
場所:保健センター2階
電話番号:【電話】539・2555
◇東京都立川児童相談所
日時:月~金曜日 午前9時~午後5時
場所:立川福祉保健庁舎3階(立川市柴崎町2-21-19)
電話番号:【電話】042・523・1321
◇児童相談所虐待対応ダイヤル「189(いちはやく)」(24時間対応)
電話番号:【電話】189(全国共通ダイヤル※通話料無料)
◇親子のための相談LINE
右記二次元コードを読み取り、友だち登録をしてご利用ください。
日時:
・月~金曜日…午前9時~午後11時(受付は午後10時30分まで)
・土・日・祝日・年末年始(12月29日~1月3日)…午前9時~午後5時
※二次元コードは本紙をご覧ください。
◆児童虐待防止啓発パネル展示を実施します
「オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン」実施期間中、ご家族や知人・友人の方々と児童虐待について考えていただくきっかけとなるよう、児童虐待防止啓発パネル展示を行います。
日時:11月1日(土)~29日(土) 午前8時30分~午後5時15分(日・祝日を除く。水曜日は午後8時まで)
場所:市役所1階郵便局側入口障害福祉課裏通路
問合せ:こども家庭センター
【電話】539・2555
■民生委員・児童委員は地域の子どもたちを見守っています
民生委員は「児童委員」を兼ねており、関係機関とともに、地域の子どもたちの見守り活動や、子育ての心配ごとや悩みごとなどの相談に応じるなど、児童の健やかな育成に資する活動を行っています。
「主任児童委員」は、子どもや子育てに関する支援を専門に担当する民生委員・児童委員で、他の民生委員・児童委員と連携しながら、子育ての支援や児童健全育成活動などに取り組んでいます。
◆子育てサロン「はとぽっぽ」を開催しています
福生市民生委員・児童委員協議会では、子育て仲間の輪を広げるとともに、子育ての不安や悩みを相談できる場所を提供することを目的に、子育てサロン「はとぽっぽ」を毎月第二金曜日(8月を除く)に開催していますので、お気軽にお申し込みください。
その他:申込方法等の詳細は、【HP】をご覧ください。
問合せ:社会福祉課福祉総務係
【電話】551・1522

