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特集 福生の軌跡(きせき)~市制施行、町から市へ~(3)

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東京都福生市

■福生の祭りの歴史
◆福生三大祭りの歴史を辿る
毎年多くの来場者で賑(にぎ)わう、福生が誇る3つの祭り「福生七夕まつり」、「ふっさ桜まつり」、「福生ほたる祭」。福生の名物となっているこれらのお祭りがどのような経緯で開催されるようになったのか、どのような歴史があるのかを探ります。

◇福生七夕まつり
福生町職員だった佐藤三郎(さとうさぶろう)氏が仙台の七夕行事をヒントに、福生町での七夕まつり開催を提案し、昭和26年7月6日、中央商栄会によって商店街振興の目的で「第一回福生七夕まつり」が開催されました。翌年には、町全体の商店が参加し、竹飾りコンクールが開催され、昭和31年には「壁面飾り」が登場し、昭和41年には「福生音頭」が制作されました。
昭和43年からは、梅雨時期をずらして8月の開催となり、昭和50年からは、のちに「七夕織姫コンテスト」となる「ミス福生コンテスト」が開催されました。

◇ふっさ桜まつり
福生が誇る桜並木は、古くから地元住民たちの花見スポットととして賑わっていました。そんな中、昭和57年の睦橋(むつみばし)の竣工式(しゅんこうしき)に合わせて、現在の「ふっさ桜まつり」の前身ともいえる、およそ1,000個の提灯(ちょうちん)を灯した「桜まつり提灯まつり」が開催されました。
「桜まつり提灯まつり」の開催を機に、昭和59年、より多くの方に桜を楽しんでもらうため、市と商工会、町内会が実行委員会を立ち上げ、「第一回ふっさ桜まつり」が開催されました。以降、毎年開催されるようになり、現在は福生三大祭りの一つとして賑わっています。

◇福生ほたる祭
自然が豊かで数多くのホタルが生息していた福生市。ホタルを大勢の人に見てもらいたいという想いから、地元町会の呼びかけにより、昭和41年に「第一回福生ほたる祭」が開催され、昭和48年には祭りの開催とともに、ほたる公園が開園されました。
しかし、都市化の進行によりホタルは年々その数を減少させていきました。令和6年には市が実行委員会を立ち上げ、今年で第60回を迎えました。現在は「福生ホタル研究会」が育てたゲンジボタルが時期になると飛び交い、祭りの夜を彩ります。

◆福生写真クイズ
~昔の福生、ここどーこだ~
次の写真は昭和40年代~50年代の福生のある場所です。どこか分かりますか?今の福生の面影を探しながら考えてみてください!
答えは(本紙)7ページへ。
※詳細は本紙をご覧ください。

       

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