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令和4年度施政方針ー福生市長 加藤育男ー(2)

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東京都福生市

◆横田基地について
昨年12月以降、全国各地の在日米軍基地において新型コロナウイルス感染症が拡大し、横田基地においても多くの感染者が確認されています。
市では、基本的な感染防止対策や日本入国前後の陰性確認等による水際対策の徹底など、基地における感染拡大防止について、東京都や横田基地周辺市町とも連携し、複数回にわたり国や米軍に対して要請してきました。引き続き、市民の皆様の不安を解消するべく対応します。
また、昨年7月には6機目となるCV-22オスプレイの追加配備がされました。令和6年ごろまでに計10機となる計画となっていることから、今後の配備計画等についても、国や米軍に情報提供を求め、市民の皆様にお知らせします。
引き続き、市民の皆様の生活環境を第一に、基地対策に取り組んでいきます。

◆令和4年度予算について
令和4年度予算は、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う市税等の減収が引き続き見込まれるため、公会計から得られる行政コスト情報などをもとに、各課において徹底した分析・検証を行い、新規・改善事業の精査や継続事業の廃止・縮小等についての検討、受益者負担の適正化や公共施設の適正管理など、限られた財源を有効に使うことを念頭に編成しました。
予算内容には、新型コロナウイルスワクチン接種のための費用、住民税非課税世帯等臨時特別給付金給付事業などの生活困窮者対策の充実、認定こども園建設費補助金などの子育て支援策の強化、中央図書館改良事業などの教育環境の整備、そして、都市基盤整備では東福生駅のバリアフリー化などを盛り込んでいます。
一般会計の予算規模は、261億8千万円で、前年度比13億7千万円、5.5%の大幅な増となっています。過去最大の予算となっていますが、市税については、コロナ禍前となる令和2年度比で1億7千万円の減となっているなど、感染症による影響はまだまだ続いています。
しかし、福生駅西口再開発に伴う公共公益施設の整備や、施設保全・改修計画に基づく公共施設の適正管理など、今後も多くの財源が必要となります。
このような中で、市民サービスの向上を図るためには、新たな歳入の確保やさらなる経常経費の削減が必要不可欠と考えていますので、健全な財政運営に向けて着実に取り組みます。

       

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