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令和6年度 施政方針(2)

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東京都福生市

■令和6年度市の主要施策紹介
◆重要施策-ハード分野-
◇福生駅西口地区市街地再開発事業
物価高騰による資材や工事費等の値上がり、施工計画の検討長期化等により、事業のスケジュールが延伸している状況ですが、今後も社会状況等を見極めながら、再開発準備組合への支援を行っていきます。

◇市役所本庁舎空調設備の更新
建設後15年以上が経過し、空調設備の更新時期を迎えているため、空調設備の更新や照明機器のLED化等を実施し、空調設備の安定稼働と庁舎設備の省エネルギー化を図ります。

◇学校施設空調設備の更新
老朽化した空調設備の更新について、防衛省の補助金を活用した防音機能復旧(復機)事業として計画的に進めており、令和6年度は、小学校3校、中学校2校の校舎や講堂の工事を実施します。

◇屋外体育施設の改修工事
屋外体育施設の福東テニスコートおよび武蔵野台テニスコートにおいて、令和6年度以降、順次、人工芝の張替や管理棟の改修工事等を実施し、より安全で快適に利用できるよう環境を整えます。

◇熊川駅のバリアフリー化
熊川駅のバリアフリー化を進めます。現在設計作業中の東福生駅のバリアフリー化と合わせ、これで市内5つの駅すべてにエレベーターが設置されることになります。

◆重要施策-ソフト分野-
◇福生が誇る三つの祭りの開催
6月に5年ぶりに開催する「福生ほたる祭」では、新たに「福生ほたる祭実行委員会」を設立し、市が事務局となり実施します。令和6年度は「七夕」、「桜」、「蛍」と、本市が誇(ほこ)る三つの祭りが、すべて開催されます。

◇学校給食の全額公費負担
長引く物価高騰が、子育て世代の家計を圧迫している状況から、「子育てするなら ふっさ」、「こどもまんなか ふっさ」を実現するため、市独自に小・中学校の学校給食費を全額公費負担します。

◇こども家庭センター開設
4月から、新たに保健センターの2階に母子保健・児童福祉の両機能が一体化した施設として開設し、妊娠の届出から、出産、子どもに関する相談までを、同一施設内で切れ目なく実施します。

◇児童発達支援センター開設
4月から、新たに福祉センター内に開設し、発達に関する相談から専門的な療育の提供に至る継続した支援や、保護者交流会などの家族支援、さらに保育園や学校などと連携した地域支援事業を実施します。

◇介護従事者への支援
介護従事者の資格取得に要する費用等の補助を実施します。また、デジタル機器の導入による業務の効率化に対する補助を実施するなど、介護事業所における利用者支援の量の確保と質の向上を支援します。

◆その他の主な施策
◇LINEを活用したオンライン手続
LINE上で職員自らが電子申請や講座予約等のフォームを作成できる環境を整備し、市民の利便性の向上と業務の効率化を図ります。

◇AIを活用した相談窓口システム
対面での会話や電話応対時の記録を即時に文字起こしできるシステムを導入し、庁内のDXを積極的に推進します。

◇消防団参集システム
火災発生時の消防団員の出動要請について、システムを導入し、消防署から直接団員へ電話やメールが届くようにします。

◇自主防災組織の団体研修
自主防災組織が実施する民間バスを借り上げての防災センター等への団体研修について、近年の燃料費高騰時でも確実に実施できるよう支援します。

◇オリジナル結婚記念品
婚姻届を提出した方が、婚姻届の筆跡を記念として手元に残せるようにし、市オリジナルの台紙とともに結婚記念品として贈呈します。

◇収納事務の一部電子化
市税等の収納対策として、金融機関に対する財産調査を電子化し、調査の効率化を図り、さらなる自主財源確保に努めます。

◇創業支援パンフレット
創業ニーズの高まりから、市の創業に関する各種支援策や創業までの流れ等を盛り込んだパンフレットを作成し、配布します。

◇長寿ふれあい食堂
「長寿ふれあい食堂」の運営に要する費用について補助を行い、高齢者の交流機会の増加や心身の健康増進、多世代交流の促進を図ります。

◇こども計画の策定
国が策定する「こども大綱」を基に「若者に関すること」、「子どもの貧困対策」、「次世代育成支援」等を包含した「こども計画」を策定します。

◇バースデーサポート事業
1歳の誕生日を迎えたお子さんの育児応援として、第1子は6万円相当、第2子は7万円相当、第3子以降へは8万円相当のギフトを贈呈します。

◇子育て支援住宅整備助成事業
子育てに適した集合住宅の供給促進を図る「子育て支援住宅整備助成事業」について、対象要件の緩和や助成金上限額の引き上げを行います。

◇小・中学校の水泳授業委託化の検証
小・中学校の水泳授業の委託化を行うことで、質の高い専門的な指導の実施とともに、中長期的な施設の維持管理費の削減を図ります。

◆結びに
福生駅西口地区市街地再開発事業や福生駅東口の富士見通り線整備事業など、重要な施策がコロナ禍の影響等により、道半(みちなか)ばの状況となっています。そのため、持続可能な形でこれらの事業を軌道に乗せ、福生市の発展、存続の道を確かなものとして、次代につなげていきたいと考えています。
引き続き、「人を育み夢を育む未来につながるまちふっさ」の実現に向けて全身全霊で取り組んでまいります。

問合せ:企画調整課企画調整担当
【電話】551・1528

       

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