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特集 地域でつくる みんなの居場所(2)

2/22

東京都福生市

■みんなで食べると、笑顔も増える
市内のこども食堂2か所にインタビューをしました!

◆01 あっちゃん家(ち)
あっちゃん家 代表 厚谷(あつや)まゆみさん
以前、児童委員やソーシャルワーカーをやっていた時に、学校に行けない子どもたちや満足にごはんを食べられていない子どもたちを見てきました。その中で、少しでもみんなと一緒に過ごせる時間や場所を作れないかなと考え、こども食堂を始めようと思いました。
こども食堂は、ただご飯を食べるだけの場所であるように思われる方もいるかもしれませんが、そうではありません。子どもたちは、友達と一緒に過ごすことでいろいろな話をし、楽しそうにしています。この時間がとても大切なんです。
また、一緒に来ている親御(おやご)さんたちも、子育ての悩みやさまざまな相談をお互いに共有しています。こども食堂という場所を通して、人と人がつながっていると感じますね。
こども食堂はみんなの「居場所」になっているんです。一人でも多くの子どもが自分の居場所を見つけられるといいですけどね。だからこそ私たちはこれからも、子どもも大人も関係なくみんなが気軽に集まれる場所を作っていきたいと思います。

食堂のほかに、大人気の季節のイベントも開催しています!

◇あっちゃん家
日時:
(1)土曜日 午後4時30分~7時30分(月2回)
(2)金曜日 午後3時~8時(中高生DAY、月1回)
※中学生、高校生の学習の場です(夕食付)。
場所:あつやさんの家(武蔵野台2-33-5)
対象:
(1)どなたでも大歓迎!
(2)中学生、高校生
費用等:
(1)
・未就学児…無料
・子ども…100円
・大人…300円
・スタッフ…300円
(2)100円
申込み:電話またはLINE(ライン)でお問い合わせください。

要予約!LINE登録はこちらから
※二次元コードは本紙をご覧ください。

問合せ:厚谷
【電話】090・7402・9183

◆02 みんなの食堂 ママごはん
ママごはん 代表 高橋由美子(たかはしゆみこ)さん
ある日、一人の子どもがお昼ご飯は学校で出てくる給食だけで、学校のない日はお昼を食べられていないことを知りました。その時、「そういう子どもがほかにもいるのではないか」、「子どもたちのために何か食事を用意してあげなければ」と思い立ったことが、こども食堂を始めたきっかけでした。
こども食堂を始めてみて気づいたのは、食堂に来る子どもたちはご飯を食べに来るだけではなく、友達と笑い話をしたり、私たち大人に相談をしたりと、人と会話をすることを求めているということ。私たち大人が子どもたちの思いや考えをよく聞きフォローしてあげなくてはいけないと感じました。
お腹が空いていても我慢している子や、悩んでいても相談する大人がいない子がまだいると思います。だからこそママごはんでは、誰でも、ふらっと来てもらえるような場所にできたらいいなと思って活動しています。週に1回でも気を遣(つか)わずにご飯を食べたり、勉強したり、自分らしく人と話したりする時間を過ごしてもらえると嬉しいですね。

食事の提供のほか、洋服をもらえる日、勉強ができる日もあります!

◇ママごはん
日時:
・朝食…毎週火曜日 午前7時~8時30分
・昼食…日曜日 午前11時~午後2時(月1回)
場所:ママごはん(福生784 第7フラワーハイツ102)
対象:どなたでも大歓迎!
費用等:
・子ども…無料
・大人…300円

予約不要!活動の様子はこちらから
※二次元コードは本紙をご覧ください。

問合せ:高橋
【電話】090・8174・9097

       

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